昔からQUEENのファンでして、日本のデビューがキラークイーンだとすると、キラークイーンの頃からファンです。
日本では、2度目のライヴの時、私の住んでいる地域でもライヴをしてくれる!!
友人と画策し、当時 校則違反だったアルバイトをし、お金を作りました。「住んでいる地域」とは、言えないかな?電車で、数時間 離れた都市です。高校2年生でした。
映画オタクでもあった私は、毎週末、映画にお金がかかり、レコードなんて買えなかったので、QUEEN好きの友達からQUEENのLPを借り、全部カセットテープに録音して聴いていました。
時がたち、そのカセットテープもどこかに行ってしまい、ベストアルバムをカセットテープで買ったり、そして、CDも手に入れたりして、何年も聴きました。
途切れず、ずっとファンだったかと言うと、そういうわけでもなく、他に興味が移ったり、子育て中であったり、ファンであることを忘れることも…。
2018年に、映画「ボヘミアン・ラプソディー」のヒットで、かなり新しいファンが増え、私のような忘れかけていた昔のファンも舞い戻ったのではないでしょうか。
私とは違い、一緒にライヴに行った友人は、継続してずっと、QUEENファンで、イギリスに何度もステイして、QUEENを追い続けています。
このボラプ景気には、少し冷ややかですけどね。
彼女はドラムのロジャーのファンです。私は特に誰、と言うわけではなくQUEENファンでした。
メンバー4人全員が、ヒットメーカーって、こんなバンドグループ他にありませんよね。
1985年の来日の時は、私は首都圏に住んでいたにもかかわらず、「あぁ来るんだ」と思っても「行きたい 」とはならず、ライヴエイドの放送の時も「へぇ出るんだ」と思っても「観よう」にはならなかった…。
深夜だったしね。なんておバカ。悔やまれる。
この悔やまれる気持ちって、自ら分析するに、映画を観たからに違いない。映画を観て感動した。そして、又ファンになった。
出来ればライヴに共に参加した友人のように、ずっとファンでいられたらよかったのに。
ただ、子供たちからは、映画のヒット以前から「お母さんが好きなQUEEN」と言うふうに認知されていて、自分で考えるほど、あながち離れてはいなかったのかもしれません。
そう思いたい。 (ふじこ)